令和4年(その52)~平成20年度までの疑義解釈資料を項目ごとに。

「外来管理加算(A001.再診料)」のレセプト請求・算定Q&A

初・再診料

目次

疑義解釈資料(令和4年)

問 35 区分番号「A001」再診料の注8に規定する外来管理加算について、注1に規定する情報通信機器を用いた再診を行った場合も算定可能か。

(答)外来管理加算の算定に当たっては、医師は丁寧な問診と詳細な身体診察(視診、聴診、打診及び触診等)を行う必要があるため、算定不可。

疑義解釈資料の送付について(その1)-2022.03.31-[PDF形式/2,674KB]

疑義解釈資料(平成20年)

(問4)診察室に患者が入って医師を待っている時間は、外来管理加算を算定する際の診療時間に含まれるか。

(答) 外来管理加算の診療時間は、医師が患者に対して視診、問診、身体診察、療養上の指導を行っている場合の時間に限ることから、これらの診療行為が行われていなければ、診療時間に含めない。

疑義解釈資料の送付について-2008.03.28-[PDF形式/2353KB]

(問5)患者が衣服を着脱するのに要する時間は、外来管理加算を算定する際の診療時間に含めて良いか。

(答) 衣服の着脱動作を通じてADLや関節可動域の評価を行うといった診察をした場合は、診察時間に含める。

疑義解釈資料の送付について-2008.03.28-[PDF形式/2353KB]

(問6)今回、100㎠未満の第1度熱傷の熱傷処置、100㎠未満の皮膚科軟膏処置、洗眼、点眼、点耳、簡単な耳垢栓除去、鼻洗浄、狭い範囲の湿布処置は基本診療料に含まれるものとされ、別途処置料を算定することができなくなったことに伴い、これらの処置を行った場合でも、要件を満たせば外来管理加算を算定できることになったものと考えてよいか。

(答) 外来管理加算を算定するための要件をみたしているものについては算定できる。

なお、医師が直接これらの処置を行った時間又は説明を行った時間については、外来管理加算を算定する際の、「直接診察を行っている」時間に該当する。

さらに、これらの結果を踏まえて病状や療養上の注意について、懇切丁寧に指導説明する必要がある。

疑義解釈資料の送付について-2008.03.28-[PDF形式/2353KB]

(問7)電話による再診や遠隔医療を行った場合にも、外来管理加算は算定できるのか。

(答) 「医師による直接の診察」に該当しないため、算定できない。

疑義解釈資料の送付について-2008.03.28-[PDF形式/2353KB]

(問60)後期高齢者診療料を算定している患者について、再診料及び外来管理加算を算定することはできるのか。

(答) 後期高齢者診療料の注2に規定している費用以外の費用については別途算定できる。

したがって、再診料及び外来管理加算(ただし、要件を満たした場合に限る。)も算定できる。

疑義解釈資料の送付について-2008.03.28-[PDF形式/2353KB]

(問2)基本診療料に含まれる処置について、それらを実施した場合の際に使用した薬剤の費用を第9部処置の第3節薬剤料で算定した場合においても、外来管理加算は算定できるか。

(答) 算定できる。

疑義解釈資料の送付について-2008.05.09-[PDF形式/532KB]

(問3)標準的算定日数の除外対象者以外の患者で、標準的算定日数を超え月に13単位を超えて、選定療養で疾患別リハビリテーションを請求している診療の場合は、リハビリテーションを行わなかった場合として、外来管理加算を算定できるか。

(答) 算定できない。

疑義解釈資料の送付について-2008.05.09-[PDF形式/532KB]

(問1) A001再診料の注6に規定する外来管理加算について、小児や認知症患者等、本人から症状を聴取することが困難な場合であって、付き添いの家族等から症状を聞いて診療を行った場合に算定できるのか。

(答) 小児や認知症患者等の本人から問診を行うことが困難な場合において、家族等から症状を聞いて本人に対して診察を行い、家族等に対して懇切丁寧な説明を行った場合には、外来管理加算を算定できる。

この場合、家族等に問診や説明を行っている時間も「医師が直接診察を行っている時間」に含めるものとする。

疑義解釈資料の送付について(その5)-2008.10.15-[PDF形式/311KB]

疑義解釈資料(平成18年)

(問1)内科で再診料と外来管理加算を算定し、その後、眼科を同日初診で受診し、処置を行った場合、内科で算定した外来管理加算はそのまま算定できるか。
(答)算定できない。

疑義解釈資料の送付について(その5)-2006.04.28-[PDF形式/234KB]

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