令和4年(その52)~平成20年度までの疑義解釈資料を項目ごとに。

「検体検査管理加算(D026.検体検査判断料)」のレセプト請求・算定Q&A

検査

目次

疑義解釈資料(平成28年)

(問114)施設基準の項目として、「次に掲げる緊急検査が当該保険医療機関内で常時実施できる体制にあること」とあるが、これらの検査項目について、当該保険医療機関内で常時実施されていることが必要なのか。

(答)緊急検査を常時実施できる体制を求めるものであり、必ずしもこれらの検査項目について、毎回院内で実施されることを求めるものではない。

疑義解釈資料の送付について(その1)-2016.03.31-[PDF形式/1,317KB]

(問115)検体検査管理加算(Ⅱ)、(Ⅲ)及び(Ⅳ)の施設基準において、

「検体検査結果の判断の補助」及び「院内検査に用いる検査機器及び試薬の管理」とあるが、具体的には何を指すのか。

(答)「検体検査結果の判断の補助」とは、例えば、以下のようなものを指す。

  • 検査をオーダーした医師に迅速に報告すべき緊急異常値(いわゆるパニック値)の設定及び運用に係る判断
  • 検査結果の解釈や追加すべき検査等に関する助言など

「院内検査に用いる検査機器及び試薬の管理」とは、例えば、以下のようなものを指す。

  • 院内において臨床検査の適正化に関する委員会を運営し、検査室での検査の精度管理に関与すること
  • 適切な機器・試薬の選定に係る判断など

疑義解釈資料の送付について(その1)-2016.03.31-[PDF形式/1,317KB]

(問116)検体検査管理加算(Ⅲ)及び(Ⅳ)の施設基準における「臨床検査を専ら担当する医師」、画像診断管理加算1及び2の施設基準における「画像診断を専ら担当する医師」並びに病理診断管理加算の施設基準における「病理診断を専ら担当する医師」について、勤務時間のうち少しでも外来診療を担当している場合は, 一切認められないのか。

(答)勤務時間の大部分において、それぞれ臨床検査、画像診断又は病理診断に携わる業務を行っていれば差し支えない。

疑義解釈資料の送付について(その1)-2016.03.31-[PDF形式/1,317KB]

疑義解釈資料(平成22年)

(問153) 病理診断を専ら担当する医師が、検体検査管理加算Ⅱの施設基準である「臨床検査を担当する常勤の医師」を兼ねることは可能か。

(答) 要件を満たせば可能である。

疑義解釈資料の送付について(その1)-2010.03.29-[PDF形式/374KB]

(問154) 病理診断を専ら担当する医師が、検体検査管理加算Ⅲ・Ⅳの施設基準である「臨床検査を専ら担当する常勤の医師」を兼ねることは可能か。

(答) 不可。

疑義解釈資料の送付について(その1)-2010.03.29-[PDF形式/374KB]

疑義解釈資料(平成20年)

(問96)検体検査管理加算について、微生物学的検査が常時実施できることとあるが、どのような検査ができればよいのか。

(答) 「排泄物、滲出物又は分泌物の細菌顕微鏡検査」の「その他のもの」が常時実施できることが必要であり、具体的にはグラム染色等である。

疑義解釈資料の送付について-2008.03.28-[PDF形式/2353KB]

(問46) 検体検査管理加算(Ⅱ)又は(Ⅲ)を届け出ている医療機関が、外来にて検体検査管理加算(Ⅰ)を算定する場合、検体検査管理加算(Ⅰ)を届出るは必要があるのか。

(答) 必要ない。

疑義解釈資料の送付について-2008.05.09-[PDF形式/532KB]

疑義解釈資料(平成18年)

(問56)「院内検査に用いる検査機器及び試薬のすべてが受託業者から提供されていないこと」とあるが、一部が受託業者から提供されている場合には算定可能か。
(答)一部が受託業者から提供されている場合も算定不可。

疑義解釈資料の送付について(その3)-2006.03.31-[PDF形式/366KB]

(問57)「提供」、「受託業者」には定義があるのか。院内検査に用いる検査機器及び試薬が受託業者から有償で提供されていれば算定可能であり、無償で提供されていれば算定不可なのか。
(答)一律の定義はなく、契約の実態から個別に判断されるものであり、有償、無償では判断できない。

疑義解釈資料の送付について(その3)-2006.03.31-[PDF形式/366KB]

(問58)「院内検査に用いる検査機器及び試薬のすべて」とは、施設基準通知中に記載されている緊急検査項目以外の院内検査に用いる検査機器及び試薬を含むのか。
(答)その通り。

疑義解釈資料の送付について(その3)-2006.03.31-[PDF形式/366KB]

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